連戦その2
12月29日零時前。また白馬行きの夜行に乗車。何が好きでこんな年の瀬に青春18切符の旅に出かけるのやら???
12月30日早朝。白馬着。氷点下の世界。そこから折り返し臨時駅ヤナバスキー場前へ。そこから白馬方面南小谷行きでまた引き返す。何だかややこしいが、白馬から南小谷までの座席を確保するための工夫(悪知恵?)。現に、同じことを考えている人は何人かいた。
が、それが原因で、南小谷から糸魚川への次の列車で座席を確保し損ねる。座席に座っていては、向かいのホームにいる乗り継ぎで後ろの方になるのは仕方ないところではある。朝から50分以上の立席で下らないところで体力を消耗してしまっては・・・と思いきや、実際9時前に糸魚川に着いてみると身体が軽い。どうやら、その50分の立席がウォーミングアップになっていたらしい。天候は曇り。即、撮影開始。
糸魚川といえば、糸魚川構造線。なんだか、撮影にあまり関係のないキーワードばかり思いつく。レンタサイクルで、海沿いを走る。荒波の冬の日本海まで来ちまった・・・お寒いのは身体だけではなく、一人ボケツッコミも含まれるらしい。
2時間くらいで直江津へ向けて移動。車内で糸魚川の駅弁、田舎ずし。一見、8個の笹ずしで1000円オーバーと安くはないが、挟まれている具が一つ一つ違って、何が出てくるか分からない楽しさはある。
昼前に直江津着。レンタサイクルを借りようと思ったら、雪のシーズンなのでやってないそうな。仕方ないところか。徒歩で市街地を中心に歩くこととする。思えば、近くの春日山といえば、上杉謙信公の本拠地である。越後と言えば新潟のイメージだが、戦国の世でいう越後は実際のところこのあたりが中心地だったということか。そういえば新潟市に城らしいものはなかったなと、後で調べたら江戸時代は天領だったとこのこと。
で、市街地を少し外れると雪、雪である。ホームセンターの駐車場の端で除雪作業により山積みになった雪の壁、高さ5m越。都内では考えられん。本当に生活と共に雪があるという感じである。
続いて、信越線で妙高高原。別にスキーをしに行くわけでもない。これまた駅前をうろつく。駅の近くに廃墟となったマンション。”五輪”とか書いてる。長野オリンピックの残照だろうか。
そろそろ暗くなってきた。新潟に向けて出発する。夜行で東京に戻るため。車中で時刻表をよく見ると、越後湯沢から高崎まで新幹線に乗っても3500円位。ならば、ショートカット?を使っても良かろう。ということで、急遽長岡で降りて、越後湯沢、高崎と乗り継いで一路東京へ。11時過ぎに中野着。
今回は、糸魚川と妙高高原で手応えあり。