冬の旅は終わりぬ#2
1月9日(日)
早朝、東京着。上野へ移動し、常磐線。グリーン車で爆睡。
終着の水戸。車内清掃のおっちゃんに起こされる。ここはアテンダントの出番じゃないのかと一人ツッコミを入れつつドアへ向かうが、車内清掃が終わるまではグリーン車のドアは開かない。しばらくドア際で閉じ込められた・・・早く開けぃ。
水戸からいわきまで1時間半の旅。半分以上寝てた。到着後、駅前をうろつく。
あまり目当てのものがないので、常磐線で二駅先へ移動。海水浴場があるらしい。前回の日本海に次いで、冬の太平洋にもきちまった・・・ようだ。1時間ばかりでいわきに戻り、磐越東線へ。何だか雲行きが怪しくなってきた。何だか雨も降ってきたし。とりあえず、小野新町という駅が途中そこそこの規模の町らしいので、降りるか降りまいか迷う。
小野新町着直前、車窓から変な中世の城みたいな建物を発見したので、ひとまず降りてみることに。多分、城が見えなかったらそのままスルーしてただろう。
小野町ってところは、町そのものが延々と商店街のようになっているらしい。随分と長いメインストリート。端から端まで、徒歩40分以上はかかった。小野小町とも関連があるらしい。
で、問題の中世的な城の正体が判明。その名は”リカちゃんキャッスル(※)”。玩具メーカーの関連施設だった。入場料600円。入るか入るまいか一瞬だけ迷うが、やはり硬派な?私にはそぐわない。そもそも、野郎一人で行けるわけ無いでしょうが。ということで、町歩きを継続。2時間半ほど滞在。その殆どを歩いて過ごした。
※後で調べたら工場見学・なりきり着せ替えコーナーやら限定モデルの販売やら、いろいろやってる場所らしい。なおのこと野郎一人で入らなくて良かったようだ。ドールが好きな人は、多分楽しめるでしょう。小野町の行政とも密接な関係があるらしい。
郡山へ向けて出発。小野町で見かけた和菓子屋のずんだ餅が美味しそうだったので、車窓を見ながら食べる。甘さが抑えられてて美味い。天候次第で途中の三春で下車して日暮れまで撮影しようかと考えていた。何故三春だったかというと、伊達政宗の正室の出身地、それと桜の名所らしいから。が、急に吹雪が強くなってきたので中止とする。
郡山からは黒磯、宇都宮、小金井と乗り継いで、湘南新宿ラインで戻る。9時半過ぎに新宿着。帰宅。
まるまる二日間の戦果は旅行としてはそれなりに楽しめたが、撮影は期待した程ではなかったといったところか。
1月10日(祝)
早朝、目覚まし時計で目が覚めるが、そのまま2度寝、3度寝。やはり疲労蓄積。午後になって、ニコンのサービスセンターにD300のセンサー掃除を頼みに出かける。旅行の途中で付着したらしいが、ブロアーで吹いても全然取れないので、気になって仕方がなかったもので。
旅が終わったせいか、急に緊張感が薄れたらしい。とはいえ、この冬は青春18切符2セット分をコンプリート・・・まぁ、やりたい放題ですな。