再び展望台を巡る旅2
先週末は、日本海方面へ出かけておりました。金曜日の夜に職場から帰宅してから、準備を整えて日付が変わる前には新宿駅から夜行列車に乗ってました。ムーンライト信州81号。当然、青春18切符での倹約旅行です。翌朝日の出前に白馬に着く。
白馬はさすがに観光地。山奥だというのに、駅前にはマクドナルド。路面は一部凍っていて、大糸線の乗り継ぎまでの時間に撮影していたら、少し油断して2回ばかり尻餅をついてしまう。受け身でかわしたので、カメラは無傷。危ない危ない。お陰で一気に目が覚める。大糸線で、一路日本海へ向かう。古ぼけた一両編成のディーゼルカーに乗って、旅気分に浸る。ローカル線はこうでなければ、などと思うのは元鉄道マニアの妄想だろう。
富山着。目指すは富山市役所。富山駅からすぐ近く。で、所要時間10分くらいで一通りの撮影を終えて、最後に望遠レンズに変えようとしたところ、「ゲ!保護フィルターが割れていやがる!!!」レンズキャップの枠が、フィルターのガラス面に直接めり込んで割れるという症状。実は2回目。1回目は名古屋でやらかした。気をつけていたはずなのですけどねぇ。
どうやら、特定のサードパーティ製のレンズキャップと某サードパーティ製のフィルターとの組み合わせで起こるらしい。私はときどきレンズキャップを無くす方。純正のレンズキャップはモノは良いのですがメーカーロゴが入るだけで急に値段がふくれあがるのは困りもの。買う時の気分でサードパーティ製のキャップを使うこともある。ただ、純正キャップでは全く同じ条件で一度もトラブルになってないことを考えると???たかがキャップ、されどキャップ。つまらんところでケチらない方が良いらしい。もっとも、私の使い方がハードなだけと言えば、それまでですが。
ひとまず、金沢への乗り継ぎ前のわずかな時間で、金物屋を探してラジオペンチをゲットして応急修理で使えるようにする。応急修理については近日中に雑記帳に記すこととしましょうか。
で、金沢行きに乗ろうとしたら、人身事故で35分の遅れ。いつも山手線や中央総武線で散々な目に遭ってはいるわけだが、日本海まで来て人身事故か!!!金沢には25分の遅れ。ここで第二の誤算。バスのタイミングが合わない。目的地である石川県庁まで、バスで往復する予定だったのですが、延着のせいでバスに乗ったら滞在時間が15分しかない計算。やむを得ずタクシーに飛び乗る。交通費が4倍以上に膨れ上がってしまった。ただ、石川県庁からの眺めは期待以上。登頂が3年前なら、前回の発表で使用していたカットもあったなと、今更ながら思う。まぁ、結局はそこが私の足りなかったところでしょうけど。結局、帰りもタクシー。はぁ、高くついた。倹約旅行のはずだったのですけどねぇ???
富山方面へ戻る。途中の石動駅下車。小矢部市のクロスランドタワーへ。小矢部市営バスで駅から一本のはずだったのだが、いつまでたってもバスが来ない。どうやら市営バスは土日は動かないらしい。仕方なくまたタクシー。完全に誤算続き。クロスランドタワーの眺めも期待以上。周りは水田なので、季節に応じた面白い展開が出来そうではありました。石動駅までの戻りもタクシー。はぁ。つまらんところで出費が!!!
で、富山に戻り1時間休憩。夕方6時から新潟まで一直線。折角なので、駅弁でも買って旅情に浸ろう。駅弁のブリカマ飯は値段が張りましたが、なかなか美味い。誤算続きで不機嫌風も何処にやら。やはり、こういう時は食い物には叶わない???
とにかく乗り継ぎ乗り継ぎで、23時10分に新潟着。23時35分には夜行で新宿へ戻る。さすがに強行軍は疲れがたまる。もっとも、一週間のシゴト疲れを回復もさせずにそのまま夜行に乗って、夜明け前から動き回っていたから当然と言えば当然だろう。身体はいつまでも青春18のままではないようです。