釈迦に説法
いつもより早く帰宅。ポストには写真展のDM。その主は、昨年の私の個展で話をした、当時の学生さん。
私のニコンサロンでの展覧会の折、写真への取り組みなどいろいろ話を伺っていたら、何となく学生時代の自分と似たようなものを感じ、「とにかく写真を続けていたら、何か良い事あるよ」みたいな説教じみた?ことを話したのですが、釈迦に説法とはまさにこのことだったようです。やはり出るべきところに出てきましたか。必ず見に行くことでしょう。
メールボックスをチェック。先日YP2007の図録を一方的に?送りつけた後輩からお礼メール。自主運営ギャラリーのメンバーになって、初めての個展とのことでパニクりながらも充実した時間を過ごしているとのこと。折角なので、余計なおせっかいだろうが、私の初個展の時はどうだったかをクドクドしく?長文で返しておく。締めは
「よゐこは決して真似してはいけません。こういう大人にはならないように」何を書いたかはご想像にお任せします。これも先述のような、釈迦に説法ってやつであって欲しいと思います。
展覧会以降の様々な出会いを通して率直に思うのが「出て来る人は出る」それに尽きます。同じような事を何回か書いたかもしれませんけどね。実際、出て来るに見合った事をやっているからこそ出て来られるわけですが、残念ながらその点を身体で理解している人はそんなに多くはないようです。
今の日本で所得格差が広がっているとはいえ、肩に力を入れすぎなくとも(よほど運が悪くない限りにおいて)食うことに困るわけでもありません。しかしながらも、そういった点を特に意識もせずに自然と実践しているであろう人達と比べてしまうと、どうしても意識や行動の面で、関わっていて物足りなさを感じざるを得ません。
これが巷でも言われてはいるようですが、意識格差?とか意欲格差?みたいなものなのでしょうか?