2008/5/18 日曜日

レセプション出席

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 23:56:58

 この週末、土曜日は清里フォトアートミュージアムへ。2007年度ヤング・ポートフォリオのレセプション出席の為です。

 朝7時半新宿発の特急に乗ることに。朝早いのに、指定席は満席。どうやら山開きの季節のようで、登山の装備を持った方が多数。こりゃ、何処へ行っても人だらけだろうな。どうせ山梨にいくのだから、昼食は”ほうとう”でも食べようか。

 目的地の清里には十時過ぎに到着。レセプションは13時からなので、レンタサイクルで地図を片手に散策。高原のサイクリングロードを独り占め。ひんやりとした風が心地よい。12時過ぎに駅に戻ると、駅前には出席者とおぼしき方もちらほら。タクシーで会場へ。

K*MoPA

 パーティの歓談の時間、何人かの作家さんとお話。皆、様々な現実を抱えながらもよく行動しておられる。それに比べれば、私なんてまだまだ甘い。やっぱり、手強い?人たちである。志半ばで急逝された作家さん(面識はありませんが、作品は知っていました)の追悼セレモニー。写真に取り組む決意や覚悟の点で、今の私では比較にもなりそうもない。改めて”写真に向き合うこと”について考えざるを得ない。

 レセプションが終わると、閉館前まで蔵書の写真集を読みふけって過ごす。思えば、写真集を延々読みふけるなんてのは、久しぶりのこと。

YP2008

 展示室には、今回収蔵となった作品が全点展示。いわば同世代の猛者ぞろい。自分で言うのは何ですが、改めてこの場に自分の作品が含まれていることの不思議さと言いますか、恐縮と言いますか、それでも作ったものに対して評価を頂けたことを有難く思いました。それに恥じぬよう、更に邁進あるのみ。

 実に充実した時間を過ごせました。関係者の方々に感謝です。これから上限である35歳までにあと何回参加資格?を得られるか分かりませんが、是非ともこの場に再び舞い戻りたいと思います。その為には、これまで以上の精進が欠かせません。幸い、今までよりは生活面は幾らか好転しつつあり。気を新たにして清里を後にしました。

 で、帰りの電車の中でふと思い出す。

 「ほうとう食べるの忘れてた!」

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