品川のホテルで
シゴト関係で、品川へ。その帰り、駅前にあるホテルの前がやけに騒がしい。不当解雇を許すな!とか、張り紙びっしり。
で、帰宅してネットサーフィンしてたら、なるほどその理由が分かった。どうやらホテル自体は真っ当に商売して、堅実に利益を挙げていたのだが、経営者がホテルとはほぼ無関係に作った債券が膨らんだことで、ホテルを更地にして土地を売却し、海の向こうの債権者が利益を得ようということらしい。130人近い従業員との交渉は平行線、今月20日付けで全員解雇。当日から従業員の座り込みと自主営業だそうだ。詳細は割愛。
品川駅アクセス30秒の超がつくほど好立地で、伝統あるホテルを舞台とした座り込みから4日。メディアらしいメディアは全く取り上げてもいない模様。もっとも、経営者や債権者側がやってることは一応、合法ではあるらしい。
それにしても職場が赤字続きだったならともかくとして、当事者にとって身に覚えの無いカネごときに殺生与奪を握られる社会など誰が望んだだろう。さて、ハゲタカが勝つか?真っ当に働き続けた小市民が勝つか?たかがカネ、されどカネですか。
※後日調べなおしたところ、幾らかメディアの報道もあった模様。どちらにせよ、解雇の事実は変わらないわけで。
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