レイトショーでホラー映画
金曜日の仕事帰り。友人が出演しているという映画が渋谷で上映されているというので、観に行くことにする。内容は表題通りのホラー映画。
予告編が出る。10分の予告編は総てホラー映画。っていうか、この劇場ってホラー映画以外は上映しないのか???断っておくが、私にホラー映画を見るという趣味はない。どうも、作り話とは言っても、血が吹き飛ぶとか内蔵が露出するとか、そういうグロい表現が好きではない。逆にリアルな戦争映画では、それ以上のグロイ表現はあったとしても、それは現実として存在するものとして見ていられる。何だか、私の思考回路はよく分からん。
私にとってリアルな戦争映画といえば”二百三高地”か。特に戦場の描写については子供に見せるには刺激が大きすぎる位かも知れないが、戦争の愚劣さが何気によく描かれていて反戦教育には良いかも知れない。エンディングで延々と続く、さだまさしはどうでも良いが、こんな遠慮が全くないといっても良いくらいの戦場の描写は、現在ではとうてい無理だろう。表現、予算取り両方含めて。あと、ドイツ映画の”橋”という、少年兵を主人公とした白黒映画も同じく反戦映画として傑作。
ホラー映画といえば、小学校低学年の頃、社会現象にもなってたバタリアンというのがあった。自分がいたクラスで担任教師より”バタリアン”禁止令(それだけ流行っていたようだ)が出た。にも関わらず、給食に出てきた”イタリアン・スパゲティ”を”バタリアン・スパゲティ”と揶揄して、担任から叱られたっけ。その印象があったため、今になってタイトルだけでレンタル屋でDVD借りて観た。しかし、ストーリーが進むにつれて、むしろ笑えてしまい途中で見るのをヤメた。金返せ???
日記のつもりで書いてたのに、映画談義?みたいになってしまった。ま、良いか。桜が満開だったので映画が終わってから、目黒川沿いの夜桜を見て帰宅したら日付が変わってました。たまにはそういう日もあって良し。