自分なりの展覧会に関する総評
とにかく今の自分にやれることはやった。いや、やったつもりなのかも知れない。ただ、何か不完全燃焼に近いものを感じている。
ことに、ご一緒した作家さん達の行動力やバイタリティーと比較してしまうと、なんと不徹底で不覚悟な写真人生とやらを送っていることかと思わざるを得ない。会期中にゴールデン街で出会った作家さんや、日曜日に別の場所で開催のクロージングパーティーに混ぜて頂いた作家さんと比してもそう。
写真のことはともかくとして、最大の収穫はこの人達との出会いかも知れません。
反省会のつもりで見てみようと考えていて、会期中はあえて見ずにいた都内で開催されている写真展のレビューサイト。全般的に辛口のレビューが多いサイトではある。
で、早速開いてみた。やはり辛口評価?であるが、創り手として本当に考えて貰いたかったテーマを的確に見抜き、かつ残念ながら創り手として手の及ばなかった点だと思っていた点まで的確に評している。そう、多くの方が面白いと評して下さった集団の持つディテールは私にとって重要ではなかったのです。そして”画”そのものの力が、テーマ設定には不足気味だと感じていた点も。見ている人は見てくれている。そう思うだけでも、次への意欲を刺激されるではないか。
良い機会を与えて下さったフォトプレミオの制度とそれを支えているスタッフの方々に感謝。まだまだ、私にはやれることもやるべきこともあると考えております。