覚え書き 1月14日
(続き)
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このあたりまで来ると、あまり雪はない。前日の疲れが溜まってか、テンション低め。
八戸の中心は駅で言うとどちらかと言うと本八戸。八戸線に乗るが何となく本八戸はスルーして、鮫で降りる。
鮫
鮫は八戸の外れといって良い場所。まったりと駅の周りを散歩して次の列車で八戸まで戻ってしまう。
本八戸あたりは、車窓を見る限りもう少し落ち着いた気分で撮ってみたい感じではあった。少し未練。
少し早い昼食をとって、はやてで新青森まで移動。そこから津軽海峡線へ。
蟹田
いっそこのまま北海道まで行っても良かったが、自重する。駅前の施設の名前が”ウェル蟹”でいきなり脱力。
撮影ではそれなりに戦果有り。
青森
青森駅に前回降り立ったのは中学2年の頃。親友との北海道旅行の帰り。連絡線の八甲田丸を見学。
あれは20年も昔のことだったのか。20年の時間というのは思えば、夢幻みたいなものだったな。
なるほど人は死ぬときに送った人生を走馬燈のように見ると言うが、何となく分かるような。
・・・何を考えているのやら。
駅前の雰囲気はその時とは随分違っていたが、道を数本をいくとかつての記憶とあまり変わらない雰囲気の空間が残っていた。
すっかり暗くなってからはやてに乗って帰京。
帰宅
首都圏は大雪で交通機関が麻痺のはずだった。ただ、この二日ばかり、雪ばかり見ていたせいか、
普段だと驚くはずの大雪が、何とも思えなくなっていた。案の定、翌朝の中野は路面凍結で自転車はとても使えず。
麻痺したのは交通機関ではなく、私の感覚だったらしい。
どうやら普段選ばないところを適当にチョイスする、行き当たりばったりの旅はそれなりに楽しめたようだが、
肝心の撮影は・・・予想の範疇ではあったが、やはり雪ばかり。