この週末は、初の東京スカイツリー。かつて展望台や展望塔を40カ所以上回った身として、血が騒がずにはいられるものか???
肝心のチケットの抽選が取れたかって?そんなの取れるわけがない。では、どうやって?旅行会社のホテル付きチケット。これならば、予算さえ積めば、いつでも入れる。当日が雨でも、予定日の1ヶ月以内であれば入場できる。但し、ホテルの宿泊費とスカイツリーのチケット代を考えると、明らかに割高。それを承知であれば使って損はないのだが、半分以上は意地を満たすための買い物。結局のところ、食玩を大人買いする心理と大して変わらないかも知れないが。
5/26 市川市アイ・リンクタウン展望台へ出かける。この場所について全く知らなかった。たまたま、行きつけの歯医者さんから聞いたので、スカイツリーに登る予習のつもりで。それなりに発見有り。一旦帰宅してから、浅草のホテルへ。その割高料金とやらのせいか、スカイツリーが見えるという案内された部屋がツインルーム。ツインルームを独り占めとは言っても、シングルベッドでは大の字になっては寝られない。どうせならダブルベッドが良かったのだが。
5/27 朝5時起床して、早々にチェックアウト。早朝の浅草を歩く。8時前にスカイツリーの受付へ。多数の人混み有り。エレベーターがやたらと速く、あっという間に展望階へ。都心方向がモヤっているが、この季節はこんなものだ。開業二日目だけは、富士山が見えていたとのことだが、例外に近い。更に上の450mまで昇るのは別料金。私が着いたときには40分待ち。
展望台の作品撮りは暫くぶりだが、無理してでも開業から早いタイミングで登らなければならない理由の一つに、ガラス面の状態や柵等との距離など、撮影に必要な諸条件を一通り調査しておくこともある。また、後日に一部アマチュアカメラマンのマナー違反により、撮影に制限がかかることだってあり得る。そう考えれば割高な料金とやらも、決して高くはない。しかも、その日で無ければ撮れない写真というモノがどうしてもある。どうやら、今回は運良くそれに当たったようだ。これで回収を果たしたようなもの。
スカイツリーを降りたのは、11時半すぎ。ここからどうするか。ひとまず、アサヒビール本社で黒ビールでも飲みながら考えるとする。そこから思いつきで、浜松町の世界貿易センタービルに登ってみるとする。2007年以来もう、5年ぶりになるのか。
が、最初に目にしたのは、撮影制限。飛散防止フィルムにキズが付くので、ガラス面をレンズに付けること・写り込み防止の暗幕等の使用禁止。三脚等で場所の占有禁止はよくあるが、果たしてどれだけ苦情になったのやら?スカイツリーもそのようなことにならないことを祈ってやまない。
久しぶりに、充実した成果有り。撮影の結果も得られたデータも、今後のために良い布石になることだろう。