2009/4/5 日曜日

レイトショーでホラー映画

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 1:18:21

 金曜日の仕事帰り。友人が出演しているという映画が渋谷で上映されているというので、観に行くことにする。内容は表題通りのホラー映画。

 予告編が出る。10分の予告編は総てホラー映画。っていうか、この劇場ってホラー映画以外は上映しないのか???断っておくが、私にホラー映画を見るという趣味はない。どうも、作り話とは言っても、血が吹き飛ぶとか内蔵が露出するとか、そういうグロい表現が好きではない。逆にリアルな戦争映画では、それ以上のグロイ表現はあったとしても、それは現実として存在するものとして見ていられる。何だか、私の思考回路はよく分からん。

 私にとってリアルな戦争映画といえば”二百三高地”か。特に戦場の描写については子供に見せるには刺激が大きすぎる位かも知れないが、戦争の愚劣さが何気によく描かれていて反戦教育には良いかも知れない。エンディングで延々と続く、さだまさしはどうでも良いが、こんな遠慮が全くないといっても良いくらいの戦場の描写は、現在ではとうてい無理だろう。表現、予算取り両方含めて。あと、ドイツ映画の”橋”という、少年兵を主人公とした白黒映画も同じく反戦映画として傑作。

 ホラー映画といえば、小学校低学年の頃、社会現象にもなってたバタリアンというのがあった。自分がいたクラスで担任教師より”バタリアン”禁止令(それだけ流行っていたようだ)が出た。にも関わらず、給食に出てきた”イタリアン・スパゲティ”を”バタリアン・スパゲティ”と揶揄して、担任から叱られたっけ。その印象があったため、今になってタイトルだけでレンタル屋でDVD借りて観た。しかし、ストーリーが進むにつれて、むしろ笑えてしまい途中で見るのをヤメた。金返せ???

 日記のつもりで書いてたのに、映画談義?みたいになってしまった。ま、良いか。桜が満開だったので映画が終わってから、目黒川沿いの夜桜を見て帰宅したら日付が変わってました。たまにはそういう日もあって良し。

これまた空白の先週日曜日

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 0:32:06

 フォトイメージングエキスポ疲れ?により、半日ダウンしてしまい、好天だったのに午前中を無為に過ごしてしまった。午後になってから出かける。

 行き先はひとまず、武蔵小杉。特に意味はなく、ただやたらと新築マンションの広告を見かける。ただそれだけの理由。確かに駅前には空き地やら建設現場があちこちに点在しているので、急速に街の姿が変わってゆくのだろうな。とりあえず、幾らか撮影する。次の目的地は特になかったが、気分で上野へ。上野山でそろそろ桜が咲き始めているだろう。まだ満開ではなかったものの、上野公園は花見客で一杯。人混みを見に行っているのか、桜を見に行っているのか?私の場合はどちらかというと、前者だろうが。

 どうも正月を過ぎて以来、これは!という出会いに欠けてるなぁ、というのが実感。犬も歩けば棒に当たる方式?だけではなく、もっと別の観点が必要か。

空白の先週土曜日

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 0:15:53

 どうも、ブログを更新する気分ではなかったため、先週末から何も書いていない状況。

 先週末の土曜日はシゴトで東京ビッグサイトのフォトイメージングエキスポ会場。昨年もそうだったが、ミイラ取りがミイラになる、とはこのことをいうのだろうなと思う。これも毎回思うことだが、素朴な疑問。カメラ機材の見本市にメリーゴーランドやスケート場など、過剰すぎるといっても良い演出が必要なのか?私個人、端から観察する分には面白いし、古くからの客層は喜ぶのかも知れないが、これから写真を始めようという客層が見たらむしろ呆れるだけだろう。

 来場者5万人近いそのイベントも、興味を引かれたアクセサリーなどは幾つかあったものの、私個人にとって特に目新しい発見があったというわけでもなかった。あくまでも、自分の作品作りを変えるような収穫はなかった、ということ点での話ですが。

 技術やら機材やらは、着々と進歩していることは間違いない。それを取り入れることで、ワークフローは改善するし、今まで出来なかったことが出来るようになるのだろう。だが、最終的に目に飛び込んでくる写真やら映像自体が面白いか面白くないか?という話になれば、別に最新技術をあえて追う必要もない。撮りたいなら、あれこれ余計なことを考える前にまず手持ちのカメラでシャッターボタンを押すことだけに専念すべし。

 まぁ、当たり前のこと。ただ、これもまた一概に言えない面もいろいろあって難しいものだったりします。

2009/3/23 月曜日

天気予報に騙されて?

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 23:17:34

 金曜日の夜、新潟県地方の天気予報。土曜日は午前中の降水確率100%。ということで、夜行での遠征中止。

 で、その土曜日。家でまったりと過ごすが、午前九時の気象レーダーには降水無し。これから天気は上り坂。完全に天気予報に騙された気分。終日、休養で過ごす。夜には夜行に乗って、名古屋方面へ出発。

 翌日曜日。早朝岐阜着。おなじみ?ムーンライトながら。

 今回は特に、お目当ての被写体があったわけでもない。ひとまず、何となく浜松へ。駅前を歩く。駐車場がやたらと多い。浜松と言えば、私にとってはアクトタワーなのだが、今回は上らずアクトタワーから見下ろしている場所を歩いてみる。随分と印象が違うものだ。上から見なければ分からないものもあれば、歩いてみなければ分からないものも多々あるというですね。

 次は掛川。友人が絶賛してた花鳥園がある場所。所持金が殆どないので、銀行やコンビニを探すが、駅前に全く見あたらない。と、思ったら駅前の看板に

 ”スローライフの街、掛川”

 って、書いてある。駅には新幹線が止まるというのに、そのスローライフとやらを地でいってるようだ。

 駅から700mで花鳥園。小さな施設だが、確かに顧客満足度高そう。温室ではエサを持っていなくても、インコが肩に止まってくる。野外のエミュー牧場でエサを持ってると、あっという間に包囲される。都会の喧騒を忘れる、スローライフ掛川。なかなか面白い場所であった。

 少し時間は早いが、見たい展覧会があったので、東京へ向かう。東京着5時過ぎ。2件ばかりギャラリーをハシゴして、帰宅。まぁ、今回は滑って転んで、カメラをぶつけたわけでもなかったので、悪い一日でもなかったか。

2009/3/16 月曜日

天候に振り回され

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 23:04:56

 どうも、この春は週末ばかりが悪天候。金曜日の夜、新潟方面への夜行に乗る予定だったのが、天候不順によりキャンセル。

 翌、土曜日。東京もあまり天候が良くない。というわけで、また休養日。平日がここしばらく、かなり忙しいので体力回復にはちょうど良かったが。日曜日の天気予報を見ると、穏やかな晴れ。出かけないという手はないので、夜行列車で名古屋方面へ。

 日曜日。早朝、岐阜着。相も変わらずムーンライトながら。この手の列車の場合、体力の消耗を最低限に抑えつつ、夜明けから時間を無駄なく使えるというメリットが。深夜バスだと私の場合は、そうはいかない。岐阜から名古屋方面へむかう車中。朝日が綺麗。ここまで綺麗な朝日は2008年の初日の出以来か。これは幸先よさそう。

 名古屋に着いた。まずはホームのきしめんで腹ごしらえ。毎回の行動パターンですな。行き先は、豊田市。何故豊田市か?特に意味はなく、ただやたらとニュースでトヨタ、トヨタばかり聞くのでなんとなく。中央本線で高蔵寺。そこから愛知環状鉄道に乗り換え。新豊田下車。結構、こぢんまりとした街。

 そこから歩いて、豊田スタジアム。スタジアムの見学も可。無人のスタジアムはある意味、怖い雰囲気。昼間だというのにすごく不気味です。行けば分かります。

 帰りに川の土手を歩いていたら、泥道でまた転ぶ。また、D300が落下して少し泥に突っ込む。大丈夫か!!!前回の信越方面でも氷で転んで、落下したばかり。なんだか転んでばかりですが、今回も運良く?問題なし。まだ、導入してから半年位というのに、酷使?しまくってるなぁ。家に帰ったら、きちんと磨いてやりますか。

 豊田から愛知環状鉄道で、岡崎。岡崎から浜松方面へ。向かった駅は弁天島。理由は何となく?駅名が気になった。理由はただそれだけ。下車してすぐ見つけた海沿いのホテル、使われていない子供用プールが侘びしい。これはこれで情緒あり。

 弁天島から、一つ名古屋方面に戻る。理由は、単に競艇場が見えたから。別にギャンブルに興味はないが、何となく浜名湖競艇に入ってみる。こういう所へ行くのは、学生時代にバイク好きの同級生についていった、飯塚オート以来か。ボートの音がけたたましい割には、割合静かな競艇場。思ったより人も少ない。会場のベンチでひなたぼっこしながら、1レースだけ見物して、会場を出る。完全にネタ化している今回の旅。

 浜松を3時過ぎに出る。ここから長丁場。静岡、熱海、小田原と休み休み乗り継ぎ、湘南新宿ラインで渋谷へ。買い物して帰宅したら、9時前。そんなこんなで過ぎた今週末。撮影の方は、少し戦果あり。

 しかしながら、どうも来週末も天候不順らしい。困ったモノで。

2009/3/11 水曜日

ある写真展の礼状

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 22:22:15

 先月、足を運んだある写真展の作者から、礼状が届いていた。

 その文面を見て、手が震えてしまう。何に震えたかというと、信じがたいことだがその文面に書かれた文字を見て。

 ここまで凛として、気品に溢れた文字を書ける人はそうはいないだろう。単なる訓練とか数量の比の問題ではない。写真を見たときは、ここまで大きく心を動かされた訳ではなかったが、作品の中にあった大きな何かを見落としていたのではないかと思わざるを得ない。人の有り様などはこういうところにも現れるのだろうか。

 てなわけで、自分も部屋にあるペンで軽く一文を書いてみる。あまりもの差に愕然としたのは言うまでもない。

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