2008/6/16 月曜日

性懲りもなく

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 22:46:15

 先の土曜日は、思わぬ形で不覚をとりましたが、この日曜日(とは言っても、昨日の事ですが)も晴天。東京ドームの観覧車をリトライすることとする。

 そのリトライとやらの前に、一路サウジアラビア大使館へ。中東諸国へ取材、と言いたいところだが別にそういうわけではありません。(誰だ!里帰りとか想像した奴は!)

 ネットニュースで世界献血デーへの取り組みを知り、メールで応募して献血しに行ってきました。(この件についてのいきさつは、サウジアラビア大使館 献血 のキーワードでググれば、山ほど情報が出てくるので省きます)別に社会貢献云々ではなく、殆ど興味本位で出かけたのだろう?と言われようと、別に否定はしません。結果的にそうなっていれば、それで十分だろうと思いますし。噂されたランチも美味しく頂きました。サウジアラビア風の炊き込みご飯に、アラビアコーヒーにナツメヤシ。ナツメヤシは日本の干し柿みたいな感じ。職員の方曰く、栄養満点だとか。日本のお役所も、こういうアイディアは見習うべきかも知れません。

 で、問題のリトライ。東京ドームシティは昨日と同じく、人、人、人。で、これまた同じように観覧車に乗り込む。入り口の記念撮影、今回は断る。で、準備万端。ゴンドラがゆっくりと上昇。狙い通り。

 と、思ったらちょうどてっぺんに差し掛かった頃になって、何の予兆もなく、我がD200がフリーズ!!!慌てて電源を落とし、レンズを着脱、バッテリー抜き差し、メモリーカード交換。何でこんな時に。

 何とか撮影はその場で再開出来たが、思わぬトラブルで精神的には消化不良。帰宅して、データを見ると押さえるべきものは押さえられていたが、何となく納得いかない。フリーズがなければ、もっと良く撮れていたはずだ。ということで、これから当面リトライではなくリベンジ?の機会を得るべく、東京ドームのスケジュールを確認することとなるだろう。臥薪嘗胆。なんだか意味が違うような。

2008/6/14 土曜日

今日もまた歩く

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 23:48:23

 今日も出かける。まずは秋葉原。無差別殺傷事件の舞台となった交差点へ。献花台の前で合掌。何故、このような形でこれほど多くの人が殺されなければならなかったのか。見ていて腹立たしい。悲しみの面持ちをした、青年が一人献花台の傍らでずっと佇んでいて動かない。もしかして、知人か誰かが巻き込まれたのだろうか?

 市民メディア系のサイトで、これは新手の自爆テロ云々書いていたが、そのようなテロとやらが発生する土壌を育んでしまったものは何なのだろうか。やりたいことは殺人。夢はワイドショー独占だと。身勝手な道理で人を殺しておいて、社会に責任転嫁?冗談ではない。

 それから、少し買い物をして、そのまま散歩。別に目的地もなく、何となく進む。歩いているうちに神田方面~お茶の水と進む。で、水道橋にさしかかったところで、ん?駅前に大行列が。

 東京ドームでアイドルのコンサートらしい。チケット譲って下さいと書かれたボードを持った女性達が駅から東京ドームシティにつながる陸橋の両サイドを完全に埋め尽くしている。そのまま東京ドームシティへ進むと、恐らくコンサートの客であろう女性達で埋め尽くされている。正直、居心地悪く、そのまま突破しようかと思ったら、目の前に観覧車。

 乗ろう。

 即決である。カップルや家族連れの行列にカメラ機材を持って並ぶのは、変な意味で慣れている。ある意味、病的やのぅ?と思いつつも、目的達成あるのみ。

 観覧車の前で、乗車記念の撮影をさせられる。どこの観覧車も同じだが、ゲートの前でデジカメで撮影し、ワイヤレストランスミッターで出口の前のプリントサーバーに飛ばして乗車中に出力。降車時にプリントを見せて、気に入ったら買って下さいということだ。買い取られなかったプリントはシュレッダーにかけるのだろうが、そう考えるとちょっと不快な気がする。少なくともエコロジーには反してる。

 観覧車に乗ると、ガラスがかなり汚れていた。どうやら、乗った場所がハズレのようだ。こりゃ駄目だろうなと思いつつも、作戦は続行。

東京ドーム

 予想通り、グッズの販売所に並ぶ行列の蛇行が狙える。が、家に帰ってデータを確認したら、これまたガラスの汚れやら屈折の影響でシャープさが損なわれてしまい、ほぼ全滅。掲載の写真も本来ならボツのもの。シャープネスを取り戻すのはまず無理な状態。東京ドームのスケジュールを確認したら、コンサートは明日もやってるらしい。

 ということで、明日も天気が良さそうなので、リトライか?

2008/6/9 月曜日

ギャラリー巡り。そして

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 0:01:27

 日曜日:昼を回ってから新宿方面へ。ギャラリー巡りのため。メーカー系を幾らか回って、それと昨年の展覧会の際に縁があった方から”写友が新宿のギャラリーで個展をするので、是非に”ということで、わざわざ案内状まで頂いていたので新宿御苑にある自主運営ギャラリーまで足を伸ばす。ちなみに、そのギャラリーは最近よく出かけているので、いつものお散歩コースだったりします。

 その後、恵比寿の東京都写真美術館へ。着いたのが閉館1時間前。森山大道展を見ようと思っていたが、ちょっと時間が足りなさそうなので、展示を見るのは後日に延期。で、地下の展示室に自分の作品が出ているので見に行く。持参していたフリーパスを見たら、今日が最終日。

 自分の作品を見て、まぁこんなものだろう。ただ、インクジェットプリントの光沢感ってやっぱり弱いなぁと思う。自分だけのスペースをもらっての展示では特に気にもならないのですが、他の方の銀塩プリントと一緒に並んでしまうとどうしても気になってしまいます。特にクリスタルプリントなんかと一緒に並んでしまっては、見劣りするなぁ。その辺りの対策も少しは考えないといけないな、と思いながら会場を後にする。

 帰宅して、ネットニュースを見たら秋葉原で通り魔事件。今日、秋葉原に行ってたかもしれないと思うと、ぞっとする。っていうか、昨日出かけたばかり。昨日アメ横辺りで考えていた事が翌日にそのまま起こるとは。実に考えられない。どうであれ、こんな理不尽な事件に巻き込まれて犠牲になった方々のご冥福を祈るのみです。

2008/6/8 日曜日

墨田区界隈

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 23:15:39

 土曜日は、墨田区界隈を撮影しながら歩く。7月には第2東京タワーも着工するし、そうなると600メートルにも及ぶ巨大な建造物が、地域や人々にどんな変化をもたらすのだろうか?

墨田区 墨田区 墨田区

 タワーを中心とした複合的な開発になるし、年間270万人程度の集客を見込むということらしいので、付近の環境が激変する事は避けられないだろう。

 そのまま歩いて浅草、上野を通り抜ける。アメ横を歩いていると、昨年の銃撃事件の現場。もう何事もなかったような日常が広がっていたが、先日起こった江東区のマンションを舞台にした隣人による殺人事件と言い、いつ何処でどんな理不尽な事件に巻き込まれても不思議ではないなと思いながら、日暮れの秋葉原へと向かったのであった。

2008/6/3 火曜日

また週末日記

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 21:43:11

 土曜日:雨天につき、またもや情報収集と言う名の?ネットサーフィンと家の掃除で過ごす。現に、作品制作もあって幾らか調べモノがあったのは確かなのだが。その一方で、新作に向けたプロトタイプ?の制作が滞っている。何とか進めなければ。

 日曜日:晴天。午前中は友人が自宅のプリンターを借りに来たので、一緒に作業をしながら過ごす。

 で、昼前からカメラを持ってお散歩。何となく江東区方面。夕方に新宿へ移動し、主に自主運営ギャラリーを数件ハシゴして、それからレンタル暗室の見学を兼ねて、知り合いの作家さんを訪ねる。待合室で見るからにパワフルなオーラを放っている紳士と相席する。で、少し世間話。それとなく分かったことだが、やはり名のある作家の方。近いうちにトークショーもあるようなので、話を聞きに行ってみようか。まずはその前に、久しぶりに暗室で白黒プリントを焼くとしよう。

 ただ、友人曰く「半年焼かなかったら、思うように焼けない」そうな・・・ここ4年以上暗室作業をやっていない私はどうなるのやら???(注、白黒フィルムの現像は自宅で時々やってはいます)私の次作はまたデジタルになりそうですが、数年後に白黒写真での制作構想もあります。その為にも最低限の技能を保持しておく必要はあるので、梅雨の間には一度作業することになるでしょう。それに備えて引伸し機も中古で状態の良いモノを見つけたら買っておく必要がありそうです。

 実に銭のかかるコトで。

2008/5/27 火曜日

釈迦に説法

Filed under: 制作日記 — 作者 @ 23:36:20

 いつもより早く帰宅。ポストには写真展のDM。その主は、昨年の私の個展で話をした、当時の学生さん。

 私のニコンサロンでの展覧会の折、写真への取り組みなどいろいろ話を伺っていたら、何となく学生時代の自分と似たようなものを感じ、「とにかく写真を続けていたら、何か良い事あるよ」みたいな説教じみた?ことを話したのですが、釈迦に説法とはまさにこのことだったようです。やはり出るべきところに出てきましたか。必ず見に行くことでしょう。

 メールボックスをチェック。先日YP2007の図録を一方的に?送りつけた後輩からお礼メール。自主運営ギャラリーのメンバーになって、初めての個展とのことでパニクりながらも充実した時間を過ごしているとのこと。折角なので、余計なおせっかいだろうが、私の初個展の時はどうだったかをクドクドしく?長文で返しておく。締めは

「よゐこは決して真似してはいけません。こういう大人にはならないように」何を書いたかはご想像にお任せします。これも先述のような、釈迦に説法ってやつであって欲しいと思います。

 展覧会以降の様々な出会いを通して率直に思うのが「出て来る人は出る」それに尽きます。同じような事を何回か書いたかもしれませんけどね。実際、出て来るに見合った事をやっているからこそ出て来られるわけですが、残念ながらその点を身体で理解している人はそんなに多くはないようです。

 今の日本で所得格差が広がっているとはいえ、肩に力を入れすぎなくとも(よほど運が悪くない限りにおいて)食うことに困るわけでもありません。しかしながらも、そういった点を特に意識もせずに自然と実践しているであろう人達と比べてしまうと、どうしても意識や行動の面で、関わっていて物足りなさを感じざるを得ません。

 これが巷でも言われてはいるようですが、意識格差?とか意欲格差?みたいなものなのでしょうか?

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