制作日記

　私のPC環境では、マウスはタブレット付属のコードレスマウスを使う。大きさは適度で、結構なじんでいる。

　が、裏面に張ってあったフェルト？のような布が劣化して滑りが悪くなってきた。タブレットのメーカーに問い合わせてみたら、該当機種のマウスには交換用の布が製品としてないらしい。

　ということで、布を剥がして裏面をクリーニングし、代用品としてマウス底面の専用シール？を貼ってみたらこれが大成功。恐ろしく操作感の軽いマウスに変身してしまった。ペンタブのマウスが使いづらくなったという方はお試しあれ。

　昼前から銀座→日本橋→神田→秋葉原と歩いて、とりとめもない？スナップを続ける。しかし、曇りの日は今ひとつテンションが上がらない。それと少し日陰に入るだけで、暗い標準ズームだと20分の1秒程度にまでシャッター速度が落ちるし。

　仕方がないので、秋葉原では久しぶりにジャンク屋をうろつくことにする。が、良い出物はなかった。何だか無為に過ごしてしまったような。さぁ、明日からシゴトだ。

　土曜日の東京は雨。全く、表に出る気もない。ひとまず機材の掃除。あと、ヤングポートフォリオ展の図録を役立ちそうな場所？に贈る（というより、一方的に送りつける）ことにしたので、一筆添えて発送。

　１件目は母校である高校に。高校生にはちと難しい？内容かも知れませんが、こんなのもあるよという程度に見てもらえれば良い。今年の写真甲子園の締め切りが6月10日なので、今頃は応募作品のプリント作業に取り組んでいることだろう。出場の成否に関わらず、今写真に懸命に取り組む事が決してムダにはならず、次の行動次第で別の世界へと広がってゆくということが、ほんの一片くらい伝われば良いかなと思う。

　もう１件は、個展の案内状を手紙付きで送ってくれた、顔も名前も知らない高校の後輩宛に。地元で自主運営ギャラリーの運営をやってるそうなので、もしかしたら資料として一冊くらい持ってるかも？と思いつつ、これも何かの縁だろうという事で返礼。

　送りつけた？図録のアーティスト・ステートメントにも少し書いていますが、自分の制作活動は何も自己表現だけで完結させようとは思ってもいないわけで、その手始めみたいなもの。受けたモノはどこかに還元しなければなりませんから。

　そういえば、トップページの画像を入れ替えてなかったなぁ。５月なのに桜のままでは。ギャラリーに新作が入ってない。制作プレビューということで、未発表作の一部を入れようか。

　雑記帳（第２ブログ）最近どうでも良くなった？し、閉鎖して新作の制作のみに徹するか。

　ということで、次週くらいまでには更新を行うとするか。

　やはり清里に行った事で、少しばかりモチベーションが上がっています。その今日は何をやってたのかというと、母校など関係者に報告メールを何件か出していました。会社から帰宅してからでは、あっと言う間に時間が過ぎて、もう一時を回ってしまった。今夜は寝るとしよう。

　前日の清里で増幅させた？テンションをそのままに、翌朝から出かける。

　午前は用事で四谷。午後は上野へ向かい、歩いて浅草へ三社祭。祭りを撮影するというよりは、人間ウォッチングなのですが。やはり人が多いです。上京してもう何年にもなるというのに、未だに何処から人がわいてくるのか疑問。

　人混みの中の撮影には手持ちのコンパクトデジカメが大活躍する。RAWで一応は連射？が効くのでありがたい。28ミリ相当の画角ではなく、３５ミリ相当ならばもっと嬉しいのだが。

　何故か一眼レフ用のCFを持参分ほぼ撮りきってしまう。コンデジの4Gメモリも残り少ない。実に撮りまくってしまった。撮るのは良いが、これではセレクトが大変。とりあえず、疲れた。

　※写真は後日このページに追加します。ついでに本文も加筆修正を予定。

　この週末、土曜日は清里フォトアートミュージアムへ。2007年度ヤング・ポートフォリオのレセプション出席の為です。

　朝７時半新宿発の特急に乗ることに。朝早いのに、指定席は満席。どうやら山開きの季節のようで、登山の装備を持った方が多数。こりゃ、何処へ行っても人だらけだろうな。どうせ山梨にいくのだから、昼食は”ほうとう”でも食べようか。

　目的地の清里には十時過ぎに到着。レセプションは13時からなので、レンタサイクルで地図を片手に散策。高原のサイクリングロードを独り占め。ひんやりとした風が心地よい。12時過ぎに駅に戻ると、駅前には出席者とおぼしき方もちらほら。タクシーで会場へ。

　パーティの歓談の時間、何人かの作家さんとお話。皆、様々な現実を抱えながらもよく行動しておられる。それに比べれば、私なんてまだまだ甘い。やっぱり、手強い？人たちである。志半ばで急逝された作家さん（面識はありませんが、作品は知っていました）の追悼セレモニー。写真に取り組む決意や覚悟の点で、今の私では比較にもなりそうもない。改めて”写真に向き合うこと”について考えざるを得ない。

　レセプションが終わると、閉館前まで蔵書の写真集を読みふけって過ごす。思えば、写真集を延々読みふけるなんてのは、久しぶりのこと。

　展示室には、今回収蔵となった作品が全点展示。いわば同世代の猛者ぞろい。自分で言うのは何ですが、改めてこの場に自分の作品が含まれていることの不思議さと言いますか、恐縮と言いますか、それでも作ったものに対して評価を頂けたことを有難く思いました。それに恥じぬよう、更に邁進あるのみ。

　実に充実した時間を過ごせました。関係者の方々に感謝です。これから上限である35歳までにあと何回参加資格？を得られるか分かりませんが、是非ともこの場に再び舞い戻りたいと思います。その為には、これまで以上の精進が欠かせません。幸い、今までよりは生活面は幾らか好転しつつあり。気を新たにして清里を後にしました。

　で、帰りの電車の中でふと思い出す。

　「ほうとう食べるの忘れてた！」